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ワインの会 Vol.8  2005.7.9
ワインの会 Vol.8  2005.7.9_d0037120_20102737.jpg店主の趣味が高じて始まったワインの会も、数えれば8回目。
きもの屋ですので、皆さまもちろんきものでご来店です。
雨模様の夕方、きものを着て出かけるには、少々抵抗がある方もいらっしゃるでしょうが、当店のお客様はへっちゃらです。
なぜなら、日ごろからどんな天気でもお出かけできるよう準備を万全になさっていらっしゃるからです。
雨ぞうりに雨コート、替え足袋があれば大丈夫。



ワインの会 Vol.8  2005.7.9_d0037120_20103752.jpg紫陽花柄を藍の濃淡に染めた綿絽のゆかたに、紺色、麻名古屋帯のUさん。
帯止めはガラスで創られた金魚の模様でとても涼しげ。

一見お召にみえる平絽江戸小紋は、唐桟縞柄。縞の配色は、目にも鮮やかな瑠璃色に花葉色。帯は、渡名喜はるみ作(花稲妻)琉球本紅型名古屋帯のOさん。
帯締めは花柄レースの丸組。帯揚は絽の黒できまり。

花浅葱色に梅鉢唐草模様を白く染め抜いた絹紅梅のきものに、ワイン色の麻兵児帯を花金魚結びに。半襟、帯締、帯揚をワイン色のグラデーションにまとめたNさん。

生成り色、麻地蚊絣のきものに、白地に紫色の板締め絞りを施した、綿素材半巾帯のIさん。
半巾帯をお太鼓風に締めて、大好きな紫色の帯揚げがアクセント。

本塩沢の単衣きものに、先染めして織った八寸名古屋帯のMさん。
生成り色に黒の絣というすっきりとしたきものに、大胆な配色の抽象柄の帯が映えます。

皆さま、ご自身の個性を生かされて、上級者のコーディネイトです。

ワインの会 Vol.8  2005.7.9_d0037120_2011669.jpgこの時期なので、今回は白ワイン特集です。
初めは、自然派の作り手のペティヤンから。
のどの渇きを潤すには最高の一杯でしたね。


ワインの会 Vol.8  2005.7.9_d0037120_20111634.jpgそして、お客様が持ってきて下さった本日のゲストは木戸泉 古酒五曲。
1年から20年ものまでの五つの年代が楽しめるセットです。
透き通った1年ものから琥珀色の20年ものまで並べるととても綺麗。
香りも味わいもそれぞれ違って、これは貴重な体験でした。


そのあとも、フランスのシャルドネ、アルザスのトカイ・ピノ・グリ、イタリアはフリウリの白と続き、最後は、デザートとソーテルヌ。
この時間だけは、当店が「レストラン おがわ屋」と化します。
手作りの料理やお客様が持ってきて下さったチーズをワインと一緒に楽しみます。
話もはずむ、弾む、はずむ。
きものの話、演劇、絵画、食べ物などなど話題はつきません。
ふと気がつくともうPM.11!
楽しいひとときはあっというまに流れてゆきます。

いつも、おがわ屋ワインの会はこんなふうに過ぎてゆきます。
by kimono_ogawaya | 2005-07-13 20:08 | イベントレポート
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