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文楽鑑賞会
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日曜日、心配した雨は朝のうちにやみ、ひと安心。さて今日は、久しぶりの文楽です。涼しかったため、単衣を着る予定を急遽、袷に変更なさった方もいらっしゃいました。例年、この時期は単衣がちょうどよいのですが、今年はどうしたことか・・・。

本日の演目は、寿柱立万歳、ひらかな盛衰記、艶容女舞衣、契情倭荘子。三味線の鶴澤燕三の襲名披露があり、華やかな舞台も楽しめました。文楽の醍醐味のひとつは、浄瑠璃と人形芝居が一体になった独特の様式美。浪々と一人で何役も語り分ける太夫と、それを際立たせる太棹の三味線の音。舞台には命が宿った三人遣いの人形。目がいったりきたりしてしまいます。それにしてもなんと贅沢な日本の伝統芸能。個人的には、鶴澤寛治の三味線に心うたれました。芯のある凛とした音。一門の見事にそろった演奏。名人です。

さてさて、当店のお客様のきもの姿をご覧ください。おひとりおひとりテーマをもったコーディネイトをなさっています。きものと帯のハーモニー、そしてポイントとなる半衿、帯締め、帯揚げ、ぞうり、バッグにいたるまで、手を抜きませんね。すばらしい!!頭が下がります。そして、ご自分で着ることも含め、そのプロセスをとても楽しんでいらっしゃいます。すてきですね。次回も一緒におでかけしましょうね。
by kimono_ogawaya | 2006-05-19 19:27 | イベントレポート
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